田老侑子のベナンからこんにちは #18
今年もよろしくお願いします。ベナンの生活と保健事情をお伝えしていきたいと思います。私は体型がベナン人化しながら生活しています。おいしいもの食べすぎです。
さて、活動ですが予防接種部門、産科部門、診療部門と1カ月ごと回ってみました。自分に何ができるのか、住民やスタッフは何を望んでいるのかを考えながら・・・と思いつつなかなか難しいです。とりあえず、毎日保健センターに行ってニコニコ座ってます(笑)。
スタッフの技術の問題からデータ管理の問題とかいろいろありますが、どの問題をどの切り口から始めて良いのか・・・という感じです。とりあえずは、自分が所属する部署を決めなくてはいけなくて予防接種部門か産科部門にしようと思っています。今はまだ「それはちょっと・・」というスタッフの行動をみても、言葉も話せないし、まだ指摘できる間柄でもないので「うっっ。」とこらえることもしばしばあります。
今活動していて思うのが、看護って言葉や会話が占める割合って高いんだなぁということです。やっぱりコミュニケーションって大事ですね。
それから、ベナンでは看護師は権力があるようで患者さんに対して威圧的になることもよくあります。患者さんをどなったり叩いたりすることもよくあります。
ショックでした。優しくしていることもあるんですけどね。
大人が子どもに手をあげるのは普通のことのようで、学校の先生も鞭を持っているそうです。
保健センターでも、注射で子どもが泣いて動くと親や看護師が平手打ちをすることもあってとても悲しいです。しつけの中に叩くことが含まれているようです。
今は乾期で朝晩は冷え込みます。ベナンの人は寒さに弱いようで、日本の初秋くらいのひんやりした感じなんですけど毛糸の帽子かぶって、セーター着てたりします。
長くなりましたが、また。