ごあいさつ

子どもにかかわっていくことは未来を作る作業です。
― だから子どもの看護は「未来創世科学」
子どものこころは宇宙です。
― だから子どもの看護は「宇宙探検科学」
そんな子どもの看護をめざしています。
ともに学びましょう。
そしていつか一緒に子どものケアをしましょう。

東北大学医学部保健学科は2003年10月に東北大学医療技術短期大学部を前身にして設置されました。そして2004年4月に1期生が入学するのと同時に小児看護学分野の歴史が始まりました。
2008年4月には大学院修士課程が設置され、医学系研究科保健学専攻家族支援看護学講座家族・発達精神看護学分野として再編成され、2010年4月に大学院博士課程の設置とともに小児看護学分野として再スタートいたしました。

私は2004年4月に小児看護学分野の初代教授として着任いたしました。1995年3月までは保健学科の前身の医療技術短期大学部の小児看護学担当教員として在籍しておりましたので、9年ぶりに母校で古巣の東北大学に戻ったことになります。
これからは東北大学ならではの小児看護の探求に邁進し、科学としての小児看護学の発展に寄与すべく、同じ志を持つみなさんとともに力を尽くしたいと考えております。

将来、小児看護の専門職としての活躍を希望するみなさん、また、教育・研究の道を志すみなさんがおいでになるのを心からお待ち申しあげております。

東北大学大学院医学系研究科
保健学専攻 家族支援看護学講座
小児看護学分野 教授
塩飽 仁 Hitoshi SHIWAKU